概要

Sococo（ソココ）アプリを使ってコラボレーションするには、マイクとスピーカー（ヘッドセット）の設定が必須となります。音声が正しく設定されていないと、Sococoでのミーティングの際に、他のユーザーの声が聞こえなかったり、ご自身の声が他のユーザーに届かなかったり、また、マイクやスピーカーのON/OFFができなくなったりといった問題が発生することがあります。音声に関する問題は、Sococoアプリ、OSの音声設定、デバイス、接続などの原因であることが考えられます。

診断

以下のリストに従って、該当する「問題の原因」（右側）のリンク先をご覧ください。

問題の原因

Sococoの音声に関する問題については、以下のような原因が考えられます。問題を診断するには、上記の診断セクションをご覧ください。

音声がONになっていない

Sococoのミーティング向けに音声がONになっていない - アバターにマイクアイコンが付いていない場合、マイクがONになっていません。右上のプルダウン矢印下をクリックすると、マイクが無効化されていることが確認できるはずです。

この問題を解決するには、マイクをONにしてください。

音声が正しく設定されていない

音声/ビデオ設定セクションで、マイクやスピーカーが正しく設定されていない - デバイスが選択されていない、または、間違ったデバイスが選択されている。
Sococoの音声設定を確認し、正しいデバイスを選択してください。

OSの音声設定がミュートになっている

オペレーティングシステムの音声設定がミュートになっていると、Sococoでの音声が正しく機能しません。 こちらの手順に従って、設定が正しいかどうかを確認してください。

ヘッドセットがOFFになっている

ヘッドセットがミュート（OFF）になっていないかを確認し、OFFになっている場合有効化してください。

デバイスが正しく接続されていない

ブラウザまたはオペレーティングシステムが、マイクやスピーカーを検知できない場合、それらを有効化することができません。Chromeのエラーは以下のような表示になります：

ERROR [ChimeMediaManager] Fatal! Error while starting chime session TypeError: Cannot read property 'deviceId' of null

エラー [ChimeMediaManager] 重要！chimeセッション開始時にエラーが発生しました TypeError: 空値の'deviceId'プロパティを読むことができません

音声デバイスが正しく接続されていることをご確認ください。

「このデバイスを聞く」がONになっている

エコーが発生する多くの場合、ミーティング出席者の内蔵スピーカーが内蔵マイクを介して、音声を再出力してしまうことが原因です。エコーを止めるには、この機能をOFFにする必要があります。

Chromeで正しいアクセス権限が与えられていない

Google Chromeには、デバイス利用を許可するオプションがあり、ブロックやミュートになっているとSococoアプリで使用できません。

この場合、Google Chromeアプリにアクセスを許可する必要があります。

macOS上で正しいアクセス権限が与えられていない

macOSでは、システム上のリソースを使用するためのアクセス許可を、アプリに付与する必要があります。Sococoに音声デバイスの使用許可が与えられていない場合、OSの設定でアクセス許可を与える必要があります。

サウンドボリューム調整が有効化されている

Sococoで音声を利用する際に、他のアプリの音声が下がってしまう場合があります。これは、Sococoの音声設定で、デバイスの「Communications」を選択した際に発生することがあります。音声設定のCommunications箇所の設定を更新してください。

古いアプリを使っているまたはキャッシュの問題が発生している

アプリやオペレーティングシステムの音声設定が正しくされている場合、アプリが古いか、キャッシュの問題である可能性があります。こちらの記事の手順に従ってください。

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問題解決方法

以下にSococoの音声に関する問題の解決方法が示されています。上記の「問題の原因」セクションから、関連する問題解決方法箇所にリンクが貼られています。

マイクをONにする

他のユーザーがご自身の声を聞くには、マイクがONになっている必要があります。 

マイクが有効化されると、ご自身のアバターにマイクアイコンが付きます。また、アプリ右上の矢印をクリックすると、ドロップダウンメニューに、「Turn off microphone（マイクをOFFにする）」オプションが出てきます。
詳細はこちらの記事をご覧ください。また、ドロップダウンから正しいマイクを選択することも大切です。

音声設定を行う

以下およびこちらの記事に従って、音声が正しく設定ことを確認してください：音声とビデオ設定

正しいマイクを選択し、マイクが機能していることを確認してください。 

マイクを選択した後、「素敵な声ですね！（マイクも問題ありません！）」というメッセージが出たら、Sococoで正しくマイクが機能しています。

オペレーティングシステムの音声設定を確認する

お使いのコンピューターにスピーカー出力のミュートボタンがある場合、ミュートされていないかどうかを確認してください。

• Macユーザーの場合：

  システム環境設定 > サウンド > 出力 とクリックします。
  スピーカーがミュートされていないことを確認してください。
  

• Windowsユーザーの場合：
  Windowsのタスクトレー上のボリュームアイコン（通常右下）を右クリックします。

  Windowsのバージョンにより、「Playback devices（デバイスのプレイバック）」 or 「Open Sound settings（サウンド設定を開く）」が出てきます。
  「Playback devices（デバイスのプレイバック）」が出た場合、そのオプションを選択します。ポップアップウィンドウが出ますので、リストからご自身のスピーカーを選択してダブルクリックしてください。
  「Open Sound settings（サウンド設定を開く）」が出てきた場合、それをクリックした後、「Choose your output device（出力デバイスを選択）」でデバイスを選択し、「Device properties（デバイスプロパティ）」をクリックします。
  スピーカープロパティウィンドウが開きますので「Levels（レベル）」タブを開きます（表示されていなかったら、その他の出力プロパティを確認してください）。
  ボリュームが0になっていないことを確認し、低い場合には上げてください。また、ボリュームアイコンに赤丸＋斜線アイコンが付いていないことを確認します。付いている場合ミュートされていますので、このアイコンをクリックしてミュートを解除してください。

  

ヘッドセットをONにする

ヘッドセットのミュートを解除するスイッチ或いはボタンを探してください。ヘッドセットによっては、コードにスイッチやボタンがついていて、誤ってONやOFFにしてしまうことがありますのでご注意ください。

ボリュームを確認し、ミュートや0になっていないかを確認してください。

デバイスを再接続する

コンピューターに音声デバイスが正しく接続されていることを確認し、必要に応じて再接続してください。詳細は、こちらの記事もご覧ください。

「このデバイスを聞く」を無効化する

ご自身の音声/ビデオ設定で、「Listen to this device（このデバイスを聞く）」がOFFになっていることをご確認ください。詳細は、こちらのエコーとフィードバックに関する記事をご覧ください。

Google Chromeに許可を与える

Chromeに、マイクやサウンドへのアクセスを「許可」しているかどうかをご確認ください。設定する際に問題が発生した場合には、こちらの記事をご参照ください。 

シークレットモードのご利用を推奨していません。アクセス権限を与える際に問題発生する場合、シークレットモードではなく通常のアカウントを使っていることをご確認ください。

SococoにmacOS上で許可を与える

macOSをご利用の場合、Google ChromeまたはSococoデスクトップアプリに、にオペレーティングシステムのリソースを利用する許可与える必要があります。そのためには、プライバシー設定から利用を許可します。

手順の詳細は、こちらの記事をご確認ください。

音声設定の「Communications」を更新する

Sococoを使っている際に、他のアプリのサウンドが下がってしまう場合、SococoとOSの設定の問題である可能性が高いです。音声に「Communications」設定を使っていて、

OSがこのタイプ向けにボリュームを下げるように設定されている場合、この問題が発生します。

この問題を解決するには、Communicationsを使わないようSococoの設定を変更するか、ボリュームを下げないようOSの設定を変更するかのどちらかを行う必要があります。手順の詳細は、こちらの記事をご確認ください。

アプリの問題のトラブルシューティング

上記の全ての設定が正しいにも関わらず、問題が解決しない場合、こちらの記事を確認し、原因となっている可能性があるアプリの問題を解決してください。

テスト

上記の方法で問題解決したら、問題が発生した時と同じ手順でテストをしてみてください。もしもまだ問題が解決しない場合、こちらをご覧の上問題を報告してください。

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