概要
Sococoは、Slackアカウントとの連携をサポートしています。Slack連携は、ユーザー管理とチャット機能に組み込まれています。これにより、SlackチームメンバーをSococoに招待したり、Slackアカウントを使ってSococoアカウントにログインしたり、Sococo上でSlackメンバーとチャットをしたり、Sococo上のSlackチャンネル内でチャットをしたりすることができます。
以下は、SococoスペースとSlackを連携する方法と、連携された機能の使い方詳細になります。
手順の概要
Sococoでは、スペースレベルでSlackとの連携ができます。 これにより、組織内に複数のSococoスペースがある場合に、スペースごとに同じまたは別のSlackワークスペースを連携させたり、スペースによってSlack連携をしたりしなかったりを選ぶことができます。
SococoスペースとSlackとの連携は、以下の2ステップで実行されます:
- ご利用のSococoスペースが、連携したいSlackチームにマッピングされると:
- Sococoシステム上で、そのSococoスペースがそのSlackチームに関連付けられます(Slackによって与えられたアクセストークンによってマッピングされます)
- SococoアプリがSlackワークプレイス内にインストールされます
注意: 上記を実行する際には、Slack内にアプリをインストールする権限が必要となります。詳細は、以下のSlackチームへのSococoスペースのマッピングセクションをご覧ください。
- それぞれの既存のSococoユーザーは、SlackIDにマッピング可能です。 ユーザーは、SococoにSococoのIDパスワードを使って直接ログインすることで、自身をマッピングでき、 次に、Slackによって付与されたOAuthアクセストークンを介して、Sococo IDをSlack IDに明示的にマッピングします。既存のSococoユーザーは、チャット機能を使用してSococoを連携します。.
注意: Sococoスペースは、1:1のマッピングスキームを使用してSlackチームに許可されます。SococoユーザーがSlackチームに所属していない場合、そのSococoスペースではSlack連携を使用できません。
まだSococoのログインをお持ちでない場合、 Slackのログイン情報を使用してSococoの新しいユーザーとしてログインできます。
Slack連携手順:
SlackチームへのSococoスペースのマッピング |
Slackログイン情報を使ったSococoへのログイン |
SococoからSlackチームメンバーとチャットする |
Sococoの部屋にSlackユーザーを招待する |
同じSlackチームにマッピングされた複数のSococoスペース間を移動する |
Large Slack DirectoriesにSococoスペースをマッピングする |
手順詳細
SlackチームへのSococoスペースのマッピング
この作業を完了するには、アドミニストレーターまたはモデレーターである必要があります。
-
Sococoアプリ左上の、ハンバーガーアイコンをクリックしてメニューを開き、「設定」を選択してください。
-
「連携」セクションから「Slack連携」を選び、「接続」をクリック:
- Slackの画面が開きますので、Slackの認証フローに従って操作してください。
注意: Slackワークスペースを変更したい場合、右上の「他のワークスペースにサインインする」オプションを選択します。この作業を完了するには、Slackにアプリをインストールする権限が必要となります。
-
連携が完了すると、 「require an invitation for Slack team members to join the Sococo organization(SlackチームメンバーがSococoの組織に参加する際に招待を要求する)」オプションが選べるようになります。
確認Sococoスペースメンバーのリストが表示され、そこに承認状況も表示されます。 |
Slack内でのSococoの承認
Slack内でSococoアプリを承認する必要があります:
-
Slackクライアント上で、 「Administration(管理)」 > 「Manage apps(アプリを管理)」に行きます。
https://[yourslack].slack.com/apps/manage
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Apps(アプリ)の「Title Includes(タイトルに含む)」フィールドに、「Sococo」と入力し、 「Approve(承認)」ボタンを押してください:
Slackログイン情報を使ったSococoへのログイン
Slack連携を使ったSococo新ユーザー
新しいSococoユーザーの場合、Slackのログイン情報でSococoにログインし、Sococoアカウントを開設するのが簡単で、推奨されています。
注意:
- 承認したSlackチームが、どのSococoスペースにアクセスできるかを決定します。
- ご自身が所属するSlackチームにマッピングされたSococoスペース全てにアクセスすることができます。
- Slackチームにマッピングされているスペースが無い場合、新しいSococoスペースが作成され、Slackチームにマッピングされます。
- Sococoアプリに行きます。
- 「MORE WAYS TO LOG IN(他のログイン方法へ)」をクリック
- 「LOG IN WITH SLACK(LOG IN WITH SLACK)」を選択
- Follow the Slackの認証フローに従って進めてください。
既存SococoユーザーのSlackとの連携
既存のSococoユーザー(Slackチーム連携前の、既存Sococoスペースのユーザー)については、別の方法でSlack連携を行う必要があります。まず既存のSococoIDとパスワードでログインし、その後チャットを使ってSlackを連携します。
SlackのユーザーにSococoチャットを使ってメッセージを送るには、明示的な承認が必要です。
これを実行するには、 プライベートチャット(1:1の個人チャット)ウィンドウを開き、チャットボックスの上に現れる黄色いバーの指示に従ってください:
注意:「CONNECT TO SLACK(Slackに接続)」 オプションをクリックすると、Slackへのアクセスを承認するための、Slackの承認画面が開きます。Chromeを使ってSococoにアクセスしている場合、ポップアップがの許可が必要になる可能性があります。
SococoからSlackチームメンバーとチャットする
SococoからSlackチームメンバーとチャットする
SococoスペースがSlackチームにマッピングされると、全てのSlackチームメンバーが、そのSococoスペースにアクセスできるようになります。個別に招待を受ける必要はありません。
全てのSlackチームメンバーが、Sococo左側のユーザーリストに表示されますので、話したいSlackチームメンバーとチャットをしたり、 Sococoの部屋でのミーティングに招待したりできるようになります。
SococoからSlackチームメンバーをチャットをする方法:
- 左側メニューの「探す」をクリック
-
チャットしたいユーザーのSlack名を検索
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話したいユーザー名の下の「チャットを開く」をクリックすると、Sococoアプリの右下にチャットウィンドウが現れます。チャットのヘッダーに、Slack経由(via Slack)である旨が表示されます。
- SlackチームメンバーによってSlackに送られたダイレクトメッセージもSococoチャットに表示されます。
- Sococoチャットウィンドウに、Slackのチャットメッセージ履歴が表示されます。
Sococoの部屋にSlackユーザーを招待する
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Sococo左側のメニューから招待したいユーザーを右クリックし「<ユーザー名>を招待」をクリックします。
招待されたユーザーはSlackでSlackbotからダイレクトメッセージを受取り、<Slackユーザー>(ご自身のSlackユーザー名)がSococoでのミーティングに招待している旨が伝えられます:
-
招待を送られたユーザーは、Slackのダイレクトメッセージ内で、「Please click here to join!(ここをクリックして参加!)」 をクリックして、Sococoからの招待を受けることができます:
注意:招待のお知らせとメッセージは、招待を送ったユーザーからではなく、Slackbotからのダイレクトメッセージとして、Sococoアプリユーザーから送られます。
同じSlackチームにマッピングされた複数のSococoスペース間を移動する
SococoにログインしたSlackチームメンバーは全員、スペースのドロップダウンリストから、そのSlackチームにマッピングされた全てのSococoスペースを見ることができます:
SlackからSococoミーティングをスタートする、または、Sococoミーティングに参加する
Slackで/sococo
コマンドを使うと、Sococoルームでのミーティングを開始することができます:
/sococo
コマンドには、いくつかの使い方があります:
チャンネルの全てのメンバーを招待する
チャンネル内に入力パラメーター無しに/sococo
コマンドを使うと:
-
@channel
(チャンネル)宛に、Sococoから、Sococoでのミーティングリンク付きの招待メッセージが送られます: -
そのチャンネルに参加している方はどなたでも、このリンクをクリックしてミーティングに参加することができます。
-
このミーティングは、このSlackチャンネルにマッピングされている、一番大きくて空いているSococoスペースで開催されます。
特定のメンバーのみを招待する
/sococo
コマンドは、特定のメンバーを、特定のミーティングルームに招待することもできます。
コマンドの書き方:
/sococo [@user1, @user2, @user3,...] [destination space name] [destination room name]
例:
/sococo @jon @jane @justin @john Conference A
重要:
複数のSococoスペースがひとつのSlackチームにマッピングされている場合、/sococo
コマンドは、以下のルールでどのスペースにユーザーを移動するかを決めます:
-
スペース名が「/(スラッシュ)」コマンドで指定されている場合、そのスペースが使用されます。
-
Iスペース名が「/(スラッシュ)」コマンドで指定されていない場合、一番最初のスペース(一番古いスペース)が使われます。Slackチームには、複数のスペースをマッピングすることができます。
大規模なSlackディレクトリーにSococoスペースをマッピングする
多くの大規模なSlack組織は、チームチャンネルをベースとした組織体制を持っています。Slack内に、それぞれの組織のチームチャンネルがあり、各組織のメンバーが、各組織のチームチャンネルに所属しています。
チームチャンネルをSococoのスペースと部屋にマッピングするには、以下のステップに従ってください:
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スペースの準備
必要なスペースそれぞれに以下の作業を行います:
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Sococoスペースに、組織のアドミニストレーターとしてログインします。
- SococoスペースをSlackチームにマッピングしてください。
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Slackチームチャンネルのオンボーディング
オンボードしたいSlackチームチャンネルそれぞれに以下の作業を行います:
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そのSlackチャンネルをマッピングしたいSococoスペースと部屋を決めます。
推奨:部屋の名前とSlackチャンネルの名前を同じにすると便利です。
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Slackにログインします。
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全てのチャンネルメンバーを初めて、Sococoの部屋に招待する際に、Slackチャンネルから
/sococo 'spacename' 'roomname'
コマンドを発行します。'spacename'
と'roomname'
は、手順2a)で決めておいたスペース名と部屋名です。 -
それぞれのメンバーは
/sococo
コマンドによって生成された、「Please click here to join!(ここをクリックして参加!)」リンクをクリックすると、オンボードされます。メンバーがリンクをクリックすると、Slackの承認が求められ、行先のスペースでのメンバー設定が行われたのちに、行先のチャンネルの部屋に移動します:
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それぞれのメンバーに、「ホームルームに設定」オプションをクリックして、そのチャンネルに割り当てられた部屋をホームルームにするようお伝えください。このチャンネルに所属する全員に「星マークを付ける」オプションから、星マークを付けておくと便利です:
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通常の使い方:
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オンデマンドでSlackからミーティングを始めたい場合、チャンネルメンバーの誰かがSlackチャンネルに、
/sococo 'spacename' 'roomname'
コマンドを発行する必要があります。これで、Slackチャンネルの全てのメンバーがチームのSococoルームに招待されます。 -
Sococoのチーム部屋に居る場合、「星マーク(お気にいり)」から、チャンネルチームメンバーに簡単にアクセスできます。
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