概要
Sococo(ソココ)ミーティングの品質は、各参加者のネットワーク接続の質、ネットワークスピード、コンピューターの処理能力、周辺機器(スピーカー、マイク、カメラ)など、複数の要素によって大きく左右されます。音声やビデオ、画面を同時に共有している人数が多ければ多いほど、各参加者のコンピューターとネットワークへの負荷が上がります。この記事には、Sococoのミーティング品質を左右する可能性がある要素の説明と、各自で行うことができる改善方法が記載されています。
詳細
ネットワーク接続品質とスピード
- インターネット接続に不具合がある場合、音声やビデオ、画面共有に支障をきたす可能性があります。接続の品質やスピードを確認するには、ネットワークスピードテストをお試しください。
- Sococoアプリでは、カメラのHD設定の更新ができませんが、デフォルトのカメラ設定をHDから別のものに変更し、負荷を減らすことができます。
- お使いのコンピューター上では、インターネット接続がSococo以外のアプリケーションと共有されていますので、他のアプリケーションを閉じることで、Sococoミーティングの品質が改善する可能性があります。特に、ビデオストリーミングや音楽ストリーミング、その他VoIP関連のアプリケーションなどを閉じることで、負荷を下げることができます。
- 速いブロードバンド・インターネット接続であっても、接続品質が下がることがあります。問題が発生した場合には、ご自身が所属する組織のIT部門にご連絡いただくか、インターネットサービスプロバイダにご連絡ください。スピードテストの詳細を伝えると解決しやすくなります。
- Sococoミーティングの品質が著しく悪い場合、ビデオや画面共有をOFFにして不可を下げてください。ナビゲーションバーの右上の矢印をクリックすると、ビデオや画面共有をOFFにするオプションが出てきます。また、ページごとのメディアストリーム数に上限をつけることも、ミーティングの品質改善につながる可能性があります。
WiFiとEthernet(イーサネット)
- カフェやホテルロビー、学校などの公共のWiFiは、多くのユーザーと接続を共有していることが多く、品質に大きな差があります。品質が著しく低いこともありますので、公共のWiFiを使う際には、ビデオや画面共有をOFFにすることを推奨します。
- 自宅やオフィスのWiFiであっても、距離や電源の変動、他のネットワークやアプライアンスからの交渉、ルーターアンテナの設置などにより、接続の品質が下がることがあります。Wifiの輻輳(ふくそう:混雑している状態)が原因かどうかを確認するには、有線イーサネットを使ってSococoミーティングをテストし、品質を比べてみてください。
ウィルス対策ソフトウェアとその他セキュリティソフトウェア
Sococoミーティングの際に、ファイアウォールが、UDPを介してストリーミングするのを妨げることがあります(UDPはネットワークの変動に対して非常に高いレジリエンスがあり、音声およびビデオトラフィックに対してより優れたパフォーマンスを発揮するため、TCPよりも好まれます)。 ウイルス対策ソフトウェアまたは別のセキュリティソフトウェアがインストールされている場合は、Sococoデスクトップクライアントと、sococo.net
、sococo.com
、vidyo.io
のドメインを許可するオプションを探してください。セキュリティソフトウェアがご自身が所属する組織によって管理されている場合は、ネットワーク管理者に、こちらのSococoご利用のためのネットワーク設定記事を転送して対応を依頼してください。
プロセッサ負荷
コンピュータで同時に複数のアプリケーションを開いている場合は、プロセッサに負荷がかかっている可能性があります。 使用していないアプリケーションを閉じると、Sococoミーティングの品質が改善する可能性があります。
デバイスの品質
ミーティング中にエコーやフィードバックが発生している場合、内蔵スピーカーが内蔵マイクを介して音声を再ブロードキャストしている可能性が高いです。そのため、ミーティングに参加する際にはヘッドセットのご利用を推奨しています。また、ミーティング参加者が話していない時にマイクをOFFにすると、バックグラウンドノイズを最小限に抑えることができます。