概要
ブラウザやアプリは、読込速度を上げるために、ダウンロードされた画像やcookie(許可されている場合)、その他ウェブコンテンツの情報をローカルキャッシュに保存します。その際にSococoのウェブアプリファイルが更新されますが、古いキャッシュ情報が更新されずブラウザキャッシュが破損し、その結果、一部機能に不具合が発生したり、ランタイムエラーが返されることがあります。
診断
Sococoアプリに不具合が発生している場合、キャッシュをクリアする必要がある可能性があります。キャッシュが問題を引き起こしているかどうかを確認するには、シークレットモード(ノーキャッシュモード)でウェブアプリをテストします:
- シークレットモードで新しいウィンドウを開きます。
- Sococoを開いてログインします。
- 同じ問題が発生するかどうかを確認します。
- シークレットモードで問題が発生しない場合、キャッシュをクリアする必要があります。
解決手順
アプリのバージョンによって、以下のいずれかを選択してください。
Google Chromeのキャッシュをクリアする
-
Chromeブラウザ上のSococoからログアウトします。
- Chromeブラウザ右上の3つのドットをクリックします。
- 「その他のツール」> 「閲覧履歴を消去」を選択します。
- 「期間」箇所で「全期間」を選択します。
- 「Cookieと他のサイトのデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」のチェックボックスにチェックを入れてます。
- 「データを削除」をクリックします。
- 全てのChromeタブとウィンドウを閉じます。
- Chromeを再度起動し、通常通りSococoにログインして、問題が解決しているかどうかを確認してください。
Sococoデスクトップアプリのキャッシュをクリアする
デスクトップアプリはGoogle Chromeクライアントの「ラッパー」であり、独自のGoogle Chromeインスタンスを含み実行するため、内部キャッシュが存在します。このキャッシュをクリアするには、以下のディレクトリを削除してください:
-
Windows向け:
- ファイルエクスプローラを開き、手動で下記のパスを入力します:
C:\Users\[ご自身のコンピュータのユーザー名]\AppData\
注記:- AppDataは隠しフォルダですので、エクスプローラをナビゲートしても表示されない可能性がありますが、
\AppData
をアドレスバーのパスに追加するとアクセスできます。 - お使いのコンピュータに複数ユーザーが存在する場合、以下の手順で、全てのユーザーから指定されたフォルダを削除してください。
- AppDataは隠しフォルダですので、エクスプローラをナビゲートしても表示されない可能性がありますが、
- Local(ローカル)とRoaming(ローミング)サブフォルダ内で、以下のディレクトリを検索します:
Sococo
、SococoDev
、Sococo_RS
、SococoDev_RS
-
フォルダが見つかった場合、全てフォルダごと削除してください。
- ファイルエクスプローラを開き、手動で下記のパスを入力します:
-
macOS向け:
- Finderを開き、
~/Library
ディレクトリを検索します。注記:ディレクトリが見つからない場合、「移動」 > 「フォルダへ移動」に行き、~/Library
を検索します。 -
以下が見つかった場合、全てのディレクトリを削除します:
~/Library/Application/Support/Sococo
~/Library/Caches/Sococo
~/Library/Caches/Support/Sococo_RS
~/Library/Application/Support/SococoDev
~/Library/Caches/SococoDev
~/Library/Caches/Support/SococoDev_RS
- Finderを開き、
テスト
キャッシュをクリアしたら、Sococoにログインし、以前発生していた問題が解決しているかどうかを確認します。
デスクトップアプリを使用していてまだ問題が解決しない場合、アプリケーション全体を再インストールしてください。
ここまで対応しても問題が解決しない場合、こちらの記事をご参照の上問題を報告してください。